埼玉、銃撃受けた男性が死亡 発砲複数、暴力団関係者か

埼玉県警本部

 埼玉県狭山市で6日夜、銃撃を受けたとみられる男性が集合住宅から搬送された事件で、県警は7日、男性が同日未明に病院で死亡したと発表した。県警によると、同市広瀬台の職業不詳鈴木頼一さん(55)で、上半身には拳銃で撃たれた傷があった。捜査関係者によると暴力団関係者とみられる。

 上半身から出血し、集合住宅の駐車場に倒れていた。発砲は複数回あったとみられ、県警は殺人などの容疑で背景を捜査。司法解剖して死因を調べる。

 現場で拳銃は見つかっておらず、襲撃した人物が所持したまま逃走した可能性があるとみて、目撃情報や周辺の防犯カメラ映像を確認し、行方を追っている。

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