沖縄コロナ2076人 4人死亡 6機関、連休中も外来対応

 新型コロナウイルスの新規感染者とインフルエンザの定点報告数が急増し、救急医療機関の負担が増していることから、沖縄県は地域の医療機関に日曜、祝日の休診日に発熱外来の受け付けを依頼し、応じた医療機関6カ所を6日付で公表した。同日、新型コロナウイルスの新規感染者は2076人、死亡例が4件あったことも報告した。

 新規感染者の年代別最多は20代の431人。30代356人、40代307人、10代232人、50代231人と続いた。

 病床使用率は34.7%、重症者用病床使用率は8.2%だった。

 県によると、休診日の発熱外来は年末年始にも依頼し、延べ21カ所が応じた。今月中は依頼を続け、応じた医療機関をその都度公表する。事前電話予約が必要で、診療時間や問い合わせ先などの詳細は、県のホームページで確認できる。8、9日の発熱外来対応の医療機関は次の通り。

 【8日】いしはらクリニック(うるま市)、那覇市医師会生活習慣病検診センター(那覇市)、クリニック安里(同)、与那原中央病院(与那原町)、レオクリニック(宮古島市)

 【9日】いしはらクリニック、八重洲クリニック(那覇市)、那覇市医師会生活習慣病検診センター、与那原中央病院、レオクリニック (稲福政俊)

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