塩原温泉で「御泉印」発売 旅の記念に、各地巡って

「御泉印」を持つ杉山委員長

 【那須塩原】塩原温泉観光協会は1日から、同温泉のご当地少女キャラクター「塩原八弥(やや)」が描かれた御朱印ならぬ「御泉印(おんせんいん)」を、塩原の塩原もの語り館で販売している。

 観光客を増やし温泉地の活性化を図る目的。「温泉むすめ」を活用する全国の温泉地と共同で実施する。

 御泉印は、各地のキャラクターが描かれたはがきサイズのカードに、手書きかスタンプで訪れた日付を入れ、旅の記念とする。1日に塩原温泉など全国6カ所で御泉印を販売し、今後、約20カ所の温泉地でも扱う予定。

 塩原温泉のカードは、八弥のイラストのほか、八弥の顔と「御湯印(ごゆいん)」の文字がデザインされた朱色のスタンプが印刷されている。1、2の両日で約60枚が買い求められた。

 同協会企画宣伝委員会の杉山岳人(すぎやまたけひと)委員長(55)は「特にこれからは冬の閑散期となるので、多くの温泉地を巡ってもらい、各地の活性化につなげたい」と話した。

 御泉印は1枚500円。塩原もの語り館は午前8時半〜午後5時。(問)同協会0287.32.4000。

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