書き初め丸めた「おんべ玉」燃やす 伝統のどんど焼き=静岡・伊東市

静岡県伊東市では子どもたちの健康や字の上達を祈るこの地域伝統の「どんど焼き」が行われました。

伊東市の湯川地区で明治時代から伝わるどんど焼きは、15mほどの長い竹に地元の子どもたちの書き初めを丸めた大きな「おんべ玉」が吊るされます。正月飾りに火がつけられると瞬く間に炎に包まれ、この地区では「おんべ玉」の灰を浴びると願い事が叶うとされています。

2023年は3年ぶりに子どもたちも参加し、竹の先につけた餅を焼くなど、にぎやかなどんど焼きとなりました。

<参加した児童>

「熱いですよ。スポーツクラブをやっていて、ボールを20m以上投げたい」

「メイクアップアーティストになりたい。英語を頑張りたい」

「お菓子作りとか頑張りたい」

70人ほど集まった地元の住民や子どもたちは、今年1年の無病息災を祈りました。

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