
【キーウ共同】ロシア国防省は7日、侵攻したウクライナでの作戦状況説明で、正教のクリスマスに合わせてプーチン大統領が6日正午(日本時間同午後6時)から命じた一方的停戦を予定通り8日午前0時まで続けると表明した。一方でウクライナ軍が攻撃を継続したため反撃し、東部ハリコフ州で20人以上、東部ドネツク州南部でも20人以上を殺害したと発表。各地で交戦が続き、停戦は実態を伴わなかったことが明らかになった。
東部ルガンスク州のガイダイ知事は6日、ロシアが一方的に設定した停戦期間中の3時間にロシア軍が同州を14回砲撃し、集落への突入も3回試みたと通信アプリに投稿した。