新たな挑戦で覚醒しそうなSnow Man・宮舘涼太

歌舞伎俳優の市川海老蔵改め市川團十郎白猿、Snow Manの宮舘涼太らが5日、東京・中央区の新橋演舞場で、「初春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』」(6日から27日)の公開舞台稽古を行ったことを、各メディアが報じた。

運命に翻弄されながらも、源氏再興を目指す人々の熱き思いを描いた古典歌舞伎の名作「源平布引滝」がベース。これに現代の感覚を取り入れ、再演出にて上演された2019年ABKAI「SANEMORI」をさらに磨き上げた作品となった。

宮舘は木曽先生義賢と源義仲の父子二役を務めているが、「お話をいただいてから初日を迎えるにあたり、たくさんの方から愛のあふれる指導をいただきました」と明かし、「Snow Manとして毎年新橋演舞場に立たせていただいておりますが、今回は宮舘涼太として舞台に立ち、皆様に生き様、幸せ、歌舞伎の魅力、表現できる喜びを感じながら演じていきたい」と意気込んだという。

2005年10月1日に中学1年生でジャニーズ事務所に入所。2009年、Mis Snow Manに加入し、2012年よりSnow Manとして活動。2020年1月22日にSnow ManのメンバーとしてCDデビューを果たした。

「もともと、時代劇への出演を目標としていたため、26歳の誕生日には京本政樹から『夢に向かって頑張れよ』とアドバイスも受けていたことをテレビ番組で明かした。2018年に放送されたテレビドラマ『ぬけまいる〜女三人伊勢参り』(NHK)で初の時代劇出演およびドラマ出演を果たした。目標に掲げているのは大河ドラマや時代劇にも出演すること、そして、好きな殺陣で目いっぱい戦うこと。そのため、團十郎の舞台への出演オファーに心が躍っているはず。役者として覚醒するのでは」(芸能記者)

アイドルという枠にはとどまらない活躍を目指して精進しているようだ。

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