裾野市民文化センターのスプリンクラーにより水浸しの被害を受けた楽団が1月7日会見を開き、独自の調査をもとに「原因は誤作動の可能性が高い」との見解を示しました。
この問題は2022年9月、裾野市民文化センターの大ホールで突然、舞台上のスプリンクラーが作動し「シンフォニエッタ静岡」のメンバー5人がけがをしたほか、楽器が水浸しになったものです。
裾野市は事故調査委員会を立ち上げましたが、楽団側も独自に事故被害検討委員会を設置して原因を調べています。
事故被害検討委員「誤作動の可能性が高い」Q誤作動の可能性?「(可能性が)高い」
楽団側は7日会見を開き、これまでの調査の結果、「スプリンクラーの誤作動の可能性が高い」との見解を示しました。
具体的には配管内に水が満たされた状態で弁の不具合があると圧力がかかって誤作動が起こるとしていて、原因として弁の経年劣化やメンテナンス不良の可能性を指摘しました。
楽団側は7日に現場を視察するとしていましたが、裾野市から立ち入りの許可が得られず、現地調査は実施できませんでした。