
【ジュネーブ共同】札幌市が開催を目指す2030年冬季五輪を巡り、スイス、イタリア、フランスの3カ国共催での招致に向けた動きがあると、スイス紙ルタンが7日までに報じた。同紙によると、スイス・オリンピック委員会は7年後の五輪開催は現実的ではないとして、立候補に否定的な見解を示しているという。
国際オリンピック委員会(IOC)は温暖化による気候変動などの対応策の協議が必要だとして、30年大会の開催地決定を24年以降に先送りした。
スイスではシオンが26年五輪の招致を目指したが、住民投票で否決されて撤退を余儀なくされた。