【横浜FC】東京V移籍のMF斎藤功佑、送別会で「感謝しかない」 愛媛戦のゴール「青一色の光景焼き付いている」

東京Vへの移籍が決まり、送別会でファンと記念撮影する斎藤(前列中央)=横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンター(木田 亜紀彦写す)

 今季J1の横浜FCは7日、J2東京Vに完全移籍するMF斎藤功佑(25)の送別会を横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターで開いた。斎藤は別れを惜しむ約200人のサポーターを前に、「横浜FCはホームのような存在。一緒に戦ってくれたサポーターには感謝しかない」と胸を熱くした。

 横浜市緑区出身で、クラブの育成組織を経て2016年にトップ昇格。スクール時代も含めて約16年間所属したクラブへの愛着はひとしおだ。

 印象に残るのはJ2時代の2019年、J1昇格を決めた愛媛戦でのゴール。「ゴール裏のサポーターが立ち上がってくれて、スタンドが一緒になって喜んでくれた。三ツ沢が青一色になった光景は焼き付いている」。それだけに、移籍は悩みに悩んだという。

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