栃木県選手団意気込み 都道府県対抗駅伝結団式 女子15日、男子22日号砲

結団式に臨んだ選手たち=県総合運動公園第2陸上競技場

 男子第28回・女子第41回全国都道府県対抗駅伝に出場する本県選手団の結団式が7日、県総合運動公園第2陸上競技場で行われ、選手とスタッフが本番に向けて気持ちを高めた。

 実業団選手、大学生を除く男女の中高生16人が出席した。栃木陸上競技協会の横松盛人(よこまつもりと)会長は「感動あるレースを、最後まで頑張る栃木の姿を見せてほしい」と激励。その後、選手は3000メートル走などで汗を流した。

 新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりに行われる男子は、作新学院高出で1日の全日本実業団対抗駅伝3区を走った菊地駿弥(きくちしゅんや)(中国電力)、3日の東京箱根間往復大学駅伝8区を走った真岡高出の広澤優斗(ひろさわゆうと)(日体大)ら10人がメンバー入り。佐藤信之(さとうのぶゆき)監督(鹿沼南高教)は直近3大会で20位台が続いていることを踏まえ「10位台を狙いたい」と意気込んだ。

 前回24位の女子は、那須拓陽高出の下門美春(しもかどみはる)(埼玉医大グループ)、白鴎大足利高出の室伏杏花里(むろふしあかり)(同)をはじめ13人を招集した。海老沢良仁(えびさわよしひと)監督(宇都宮文星女高教)は「前回より上を目指したい」と力を込めた。

 女子(9区間42.195キロ)は15日に京都市内で、男子(7区間48キロ)は22日に広島県内で開かれる。

本県選手団は次の通り。

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