ラームが7打差逆転で新年初戦を制す 松山英樹は21位

松山英樹は2023年初戦を完走し、21位で終えた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇セントリートーナメントofチャンピオンズ 最終日(8日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)

首位から7打差でスタートしたジョン・ラーム(スペイン)が1イーグル9バーディ、1ボギーの「63」をマークし、通算27アンダーで2023年の初戦を制した。後半12番から3連続バーディを奪うと、15番(パー5)で首位のコリン・モリカワに並ぶ会心のイーグル。鮮やかな逆転劇を演じ、22年5月「メキシコオープン」以来となるツアー通算8勝目を飾った。

後続に6打リードの単独首位から出たモリカワは、サンデーバックナインに入り独走ムードが一変する。後半14番で今週初めてのボギーをたたくと、続く15番(パー5)、16番もボギーとして大きく失速。4バーディ、3ボギーの「72」で、通算25アンダーの2位に終わった。

通算23アンダーの3位にトム・ホジーとマックス・ホマ。通算22アンダーの5位にトム・キム(韓国)とJ.J.スポーン。世界ランキング2位のスコッティ・シェフラーは通算21アンダーの7位だった。

松山英樹は9位からスタートし、4バーディ、3ボギーの「72」でホールアウト。通算16アンダーの21位に後退して4日間を終えた。次週は大会連覇がかかる「ソニーオープンinハワイ」(ハワイ州ワイアラエCC)に臨む。

大会2勝のジャスティン・トーマスは通算15アンダーの25位で終えた。

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