京都市東山区の祇園にある八坂神社で9日、恒例の「祇園のえべっさん」が始まりました。
境内にある北向蛭子社には「商売繁盛で笹もってこい!祇園の蛭子に笹もってこい!」と賑やかな囃子が流れ、数多くの参拝者が訪れていました。
八坂神社の蛭子社は非常に古い歴史を持ち、日本三大えびすの一つである今宮戎神社(大阪市浪速区)は、八坂神社の蛭子社を勧請して創建したと伝えられています。
祇園のえべっさんでは、縁起物の福笹や御札のほか、9日・10日の2日間限定で三社詣(北向蛭子社・祇園社(本殿)・大国主社)の御朱印が授与されています。
三社詣の御朱印は1日800体限定で、初穂料は1体300円。
北向蛭子社の向かって右側に授与所が設けられており、三社の朱印が押してある状態で授与されています。
10日の15時からは、商売繁昌を祈願する「蛭子社祭」も執り行われる予定となっておりますので、みなさんもぜひご参拝ください。