韓国紙「日米安保条約が宇宙空間にまで拡大へ」「敵基地反撃も協力」...韓国人の反応は?

韓国聯合ニュースなど韓国各紙は9日、日経記事(同日)を引用し、米国と日本政府が宇宙空間まで米国の日本防衛義務対象に含める方向で最終調整していると報じた。

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報道によると、来る11日(現地時間)、米国ワシントンで開かれる日米外交・国防長官(2+2)会談でこのように合意すると予想される。

日米安保条約5条は、日本に武力攻撃があるとき、米国の日本防衛義務を規定している。既存の日本の陸海空領域に加え、2019年にはサイバー空間にも適用されると確認されたが、今回さらにこれを宇宙にまで拡大する方針だ。

宇宙には国境の概念がないが、米国は日本が運用する人工衛星などを防衛対象として他国から攻撃を受けると、日米が武力を利用して対抗する姿勢を明確に明らかにして抑止力につなげるという構想だ。

具体的な対応方法については、追加協議を通じて確定する計画だ。

近年、宇宙空間を軍事的に利用しようとする動きが強化されている。中国とロシアは、宇宙で軍事的優位を確保しようと衛星と地上通信を妨げたり、衛星を破壊したりするミサイルやレーザー武器を開発しているという分析が出ている。

韓国ニュース1も日米の計画について伝え、台湾有事の際に日本の防衛力強化には衛星が必須になることを取り上げた。

韓国ニューシスは、日米2+2では、日本の敵基地反撃能力についての協力などについても話し合われるだろうと予想した。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されている。(ネイバーニュースコメント参照)

「ここでも韓国パッシングが現住所になっているな」
「韓国はなぜ重要な戦略的協調から常に外れるのだろうか?」
「韓国も日本のように米国にしっかり引っ付いてこそ、あらゆる保証を受けられる」
「日本は米国からすべてを得ているが尹大統領は酒ばかり…」
「世界経済1位の米国と世界経済3位の日本は一層密着して北中露と対抗して戦っているのに…愚かな韓国人は世界経済13位に落ちたのに日本は敵だと叫んでいる…」
「日本は米国と一層親しくなっているのに…」
(以上)

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