
電気自動車(EV)の2022年1~11月のメーカー別世界販売台数で、上位5位が全て海外勢だったことが9日、分かった。22年通年でも傾向は変わらない見通しだ。米テスラや中国メーカーが上位に名を連ねた一方、日本は日産自動車を含む企業連合の7位が最高だった。エンジン車やハイブリッド車(HV)で存在感を示してきた日本勢だが、EV市場では劣勢に立たされている。
首位のテスラは前年同期比55.2%増の約112万7千台、2位の中国メーカー「比亜迪(BYD)」は約2.8倍の約76万台。
日産とフランス大手ルノー、三菱自動車の企業連合は41.3%増の約28万9千台だった。