「新日本プロレスワールド」ライブ配信で新記録達成 1・4東京ドームを世界に拡散

ブシロードの新春大発表会2023が9日、都内で行われ、傘下のプロレス団体・新日本プロレスの棚橋弘至(46)と女子プロレス団体・スターダムのジュリア(28)が登壇した。

新日本の1・4東京ドーム大会は、2022年同大会の2倍以上となる2万6085人を動員。動画配信サービス「新日本プロレスワールド」では、ライブ配信で9万2409人が〝1・4〟を視聴し、同サービスの新記録だったことが発表された。

ちょんまげ姿の和装で登場した棚橋は「3年ぶりに東京ドームに歓声が帰ってきた。名前をコールしてもらえること、ピンチで頑張れと言ってもらえること…普通にできていたことが大切なものだったと感じた」と、声出しOKとなったドーム決戦を振り返った。

2023年の目標を聞かれた棚橋は「IWGP世界ヘビー級に挑戦して、王者になること。ついに言いましたよ…」と、公の場でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦を表明した。

2021年の7・25東京ドーム大会で同王者だった鷹木信悟に挑戦して敗れて以来、IWGP世界ヘビー級の王座戦線からは遠ざかっているが「きょうは注目度が高く、拡散力があるので言いました。狙っているんだぞと。本気で受け止められないかもしれないし『ロートルだよ』と言われるかもしれないが、プロレスラーである以上、チャンピオンを目指さないと引退を決めないといけない」と退路を断った。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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