森保一監督 広島への思い「サッカーで国と国がつながる」 単独インタビュー【動画ニュース 前編】

2023年最初の「深堀りNEWS DIG」は、まさに時の人・サッカー日本代表・森保一 監督のインタビューです。サンフレッチェで選手・監督を経験し、20年以上住んだ広島は、森保監督の第2の故郷です。ワールドカップを終えて、ようやく自宅のある広島に帰った監督にたっぷりとお話を聞きました。

きょうとあすの2日間に分けてお伝えしますが、まずは、『ワールドカップ後の今、そして広島への思い』です。

RCCに到着した森保一 監督。ワールドカップ後、取材依頼が殺到していますが、その合間を縫って広島に帰りました。

小林康秀 キャスター
「おかえりなさい。広島へ」

森保監督
「ただいまと言ってよろしいですか? ありがとうございます。そう言っていただけて、うれしいです」

広島でお世話になった人にお礼をしたいものの、短期間の日程で回れないそうですが…。

森保監督
「でも、こうやってRCCさんだったり、メディアのみなさんに取り上げていただいて、これまでの応援のお礼を伝えられるというのは、すごくいい機会なので、ありがたいです」

― 監督にとってはどんなワールドカップ?

「目標としては一歩届かずで、新しい景色は見ることはできませんでしたが、ドイツやスペインと戦って勝てたということは違った意味で本当に新しい景色・新しい時代は見させてもらったと思いますし、未来に向けて日本が世界と戦えると自信を持てるワールドカップになったかなとは思っています」

― 森保監督にとって広島っていう場所はどんな場所?

「広島ですか…。生まれは長崎なので、なかなか故郷とは言えないかもしれないですけど、長崎生まれ・広島育ちだと思いますし、広島は本当に第2の故郷としてホームタウンっていう自分の帰るところかなっていう感覚ではいます」

― 広島での経験は、例えばワールドカップであるとか、代表監督で生かされている部分はある?

「広島で生活するようになって、人としても、サッカー選手としても、指導者としてもいろんな教育を受けさせていただいて、経験させてきてもらった中で今の自分があると思いますので、監督としても自分がつくられた街だと思っていますので、全てが生きているかなと思います」

当時の映像と、当時を知る人の話を見てもらいました。

森保監督
「利重さんじゃないですか…」

森保監督が大きな影響を受けた広島で今、気になっていること。それは、サッカースタジアムの建設です。

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