運転免許更新 管轄外の警察署でも 県警、居住地問わず手続き可能に

 岡山県警は今月から、運転免許証の住所地を管轄する警察署で実施していた更新手続きを、一部を除く警察署で行えるよう拡大した。居住地を問わずに手続きができ、ドライバーの利便性を向上させる。

 更新業務は平日に行っており、県運転免許センターでは従来通り日曜日も対応する。

 津山署(津山市林田)には、4階に津山運転免許更新センターを新設した。更新や再交付の手続き、講習を受け付ける。免許証は即日交付される。

 倉敷署(倉敷市大島)内の倉敷運転免許更新センターでも、優良運転者と70歳以上の高齢者の更新手続きに加え、一般運転者や違反者らの講習受講者の免許証も即日交付する。両センターとも一般、違反者、初回更新者の各講習を受けるには県警運転免許課へ予約が必要となる。

 管内に県運転免許センターがある岡山北署と、矢掛交番の仮庁舎となった井原署矢掛幹部派出所は更新業務を取りやめた。

 4月1日からは各署で免許更新時の写真撮影を無料で実施。規格に合った写真の持ち込みもできる。講習の予約や問い合わせは同課(086―724―2200、平日のみ)。

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