オスカー作品『グラディエーター』続編 5月撮影開始か ラッセル・クロウも登場へ

アカデミー賞作品の映画『グラディエーター』続編が、5月にクランクインするという。リドリー・スコット監督をはじめ製作陣は、モロッコのウルザザートで行われる撮影を前にキャスティングを開始しており、2000年公開の前作にマキシマス役で主演したラッセル・クロウも回想シーンに登場する予定だという。

まだ内容は明らかになっていないものの、 マキシマスの元恋人で前作の悪役コモドゥスの姉ルシッラの息子ルキウスが前作とのリンクになると考えられている。

ある関係者はザ・サン紙にこう話している。「これは、2018年から構築中で、長い間実現が危ぶまれていました」「しかし昨年突然、新しい脚本が決まったことから刺激を受けた製作チームが活動を再開したのです」「数カ月後には、全てが進行し、現在は撮影に向かっています」「撮影は5月までには始まるでしょう。そうなると、2024年に公開される可能性が十分あります」「いずれにせよ、これは興行収入で大成功を収めるでしょうね」「当時最大のアクション映画の一つでしたし、大ヒットとなりました」「人々は長年リドリーに続編について尋ねてきましたので、関心が集まるのは確実です」

ホアキン・フェニックスやデレク・ジャコビ、故オリバー・リードも出演した前作は、当時4億6000万ドル(約618億円)の興行収入を記録。作品賞、ラッセルの主演男優賞を含む5部門でアカデミー賞を受賞したほか、ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞などで数々の賞に輝いている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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