本土入境のPCR検査は150ドル

国務院連防連控機制はこのほど、香港から中国本土への入境者は1月8日から48時間以内のPCR検査の陰性結果を提示しなくてはならないと発表した。特区政府は6日、香港での関連検査の詳細を発表した。同日の政府広報によると、香港から本土への入境者は以下の条件に符合した有効な自費PCR検査の結果を持っていなくてはならない。(1)空港からの入境者はフライト離陸予定時間、その他の出入境管理所からの入境者は到着時間までの48時間以内に検査を行わなければならない(2)検査サンプルはのど、鼻、またはのどと鼻の両方から専門の者が採取したもので、唾液サンプルは不可(3)検査結果は陰性でなくてはならず、結果報告は特区政府が認可した地元の医療検査機関(各区のコミュニティー検査センター/検査ステーションを含む)が発行したもの――。同一の証明を複数回の越境に使用でき、重複して検査する必要はない。自費検査サービスは標準(料金上限150ドル)と特別快速(料金上限240ドル)の2種類に分けられる。特区政府医務衛生局は「出入境者は必ず自費で検査を受けなければならず、検査報告または電子記録を取得して初めて出入境に使用できる」と指摘。コミュニティー検査センターの無料検査サービスによるSMSの検査結果は使用できないと注意を促した。

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