『ソロベース』『ソロドーム』をはじめ、ソロキャンパー向けのカッコいいテントが人気のバンドック。でも、種類が多いため、それぞれの違いがわかりにくいですよね! そこで本記事では、バンドックのテントを徹底比較。「『ソロベース』と『ソロベースEX』ならどっちを選ぶべき?」「ファミリー用はある?」などなど、バンドックテントの疑問を解消しましょう!
【ソロ~2人用】バンドックのテント6選
早速、テントを見ていきましょう!まずは、ソロ~2人用のコンパクトなモデルです。
バンドックのテントはソロ用が充実しているので、特徴を見比べながらお選びくださいね。
1. ソロティピー1|BDK-75B
背が高く広々とした居住空間と、設営の簡単さが魅力の『ソロティピー1』。1万円台で買える、気候の良い時期のキャンプにおすすめのテントです。
インナーテントとフライシートが一体化しているため、設営はペグダウンしてワンポールを立ち上げるだけ。驚くほどスピーディーな設営が可能です。
広めの前室に加え、とんがり屋根で高さがあるため、フルクローズの状態でも窮屈さを感じさせないのが嬉しいポイント。耐水圧は3000mm(ボトムは5000mm)あり、フルクローズにすれば雨風を凌げます。
メッシュ素材のインナーテントによって、夏は涼しく、虫の侵入を防ぎながら快適に過ごせるのも嬉しいポイント。2.2㎏と軽量なのでツーリングにもおすすめです。
2. ソロティピー1TC|BDK-75TC
『ソロティピー1TC』は、バンドックを代表する大人気テント。ポリエステルとコットンの良いとこ取りをした「TC素材」により、オールシーズン快適なキャンプを実現します。
TC素材は火の粉にも強いため、焚き火好きな人にもおすすめ。
先述の『ソロティピー1』と大きく違う点は、素材に加えて、フラップとスカートが追加されていること。
小雨程度なら、フラップ下で雨風を凌ぎながら過ごせます。テント下のスカートは、外からの冷気をシャットアウトするのに役立ちます。
「冬キャンプも楽しみたい!」「とことん快適性にこだわりたい!」という人は『ソロティピー1TC』で間違いなし!
3. ソロベース|BDK-79TC
無骨な軍幕スタイルが好きなキャンパーに人気の『ソロベース』。快適性に優れたTC素材を採用しているため、夏も冬も使えます。
ただし、裾部分にスカートが付いていないので、より暖かく冬キャンプをしたいなら次に紹介する『ソロベースEX』の方がおすすめ!
ソロベースの特徴は、キャノピーを跳ね上げると広い日除けスペースを作れること。ローチェアやテーブルを置いてくつろぐのに十分な広さを確保できます。
メッシュのインナーやキャノピー用ポールも付属して、1万円台は破格!カッコいい軍幕キャンプを始めてみたい人にうってつけです。
4. ソロベースEX|BDK-79EX
人気の『ソロベース』に、スカート・サイドウォール・ベンチレーションを追加した『ソロベースEX』。
サイドウォールが付いているため、プライベート空間を作れるのが最大の特徴です。
悪天候時には雨風を凌ぎ、天気の良い日にはサイドウォールを巻き上げて開放的なスタイルも楽しむめます。
加えて、冷気がテント内に侵入するのを防ぐスカートを搭載。冬キャンプでは暖かいキャンプを、夏キャンプでも虫の侵入を防ぐのに活躍します。
オールシーズンキャンプをしたい人、軍幕好きの人におすすめです!
▼ハピキャンライターが『ソロベースEX』をレビュー!
5. ソロドーム1|BDK-08
登山にも使える軽量モデル『ソロドーム1』。キャンプ芸人ヒロシさんの愛用品として、ソロキャンパーの間で話題になったテントです!
メッシュインナーは大人が1人寝るのにピッタリなサイズ。インナーの外には、靴やザックを置ける前室が付いています。ランタンフックやスマホ入れに便利なポケットも搭載。
携帯性に優れているので、登山の他にも公共交通機関を使うキャンパーや、ツーリングにもおすすめです!
お手頃価格の軽量テントを探している人はぜひチェックしてみてくださいね。
6. ツーリング テント |BDK-18
1万円以下の格安テントです。先述した『ソロドーム1』に比べると耐水圧が低いため、雨の日には少し心配……。
しかし、万が一の大雨が降ったときに車中泊に切り替えるなどの対策が取れる人にはお買い得なテントです。
出入口が前後の2ヵ所に付いているので、夏の暑い日でも風が通って涼しく過ごせます。
シェルターや大型テントの中にテントを入れる「カンガルースタイル」にもおすすめ!とにかく安いテントを探している人は要チェックです。
▼キャンプ系YouTuberのFUKUさんが『ツーリング テント |BDK-18』をレビュー。タープも合わせてチェックしましょう!
【2~3人用】バンドックのテント
続いて、2~3人用のテントをご紹介します。ソロでもゆったり眠りたい人は、こちらもチェックしましょう!
7. ドームテント3 |BDK-03
ソロ用だと窮屈に感じる人やデュオキャンプにおすすめの『ドームテント3』。耐水圧は600mmなのでスペックが高いとは言えないものの、価格を考えるとかなり満足度の高いテントです。
天井にはベンチレーションを搭載し、通気性を高めています。しかし、出入口が1ヵ所なので風が通りにくいとの口コミもありました。
熱がこもりそうな真夏の暑い日は避け、春・秋キャンプでの使用がおすすめです!
【3~4人】バンドックのテント2選
ファミリーでも使えるゆったりサイズのテントもご紹介します!
8. 2ポールテント|BDK-02EX
以前販売されていた『BDK-02』にサイドウォールが追加され使いやすくなった『2ポールテント|BDK-02EX』。
サイドウォールには、雨風の吹込みを防ぐ効果に加えて、プライベート空間を確保できるメリットがあります。
前後を跳ね上げて、開放的で広いリビングを作ることも可能。雨の日は片側だけ開放したり、就寝時や大雨の時にはフルクローズにしたりと、多様なスタイルを楽しめます。
ファミリーテントといえばツールームが主流ですが、軍幕好きなパパの好みに合わないこともありますよね?
『2ポールテント』なら、無骨でカッコいいファミリーキャンプが叶いますよ!
9. ワンタッチドーム型テント3+UV |BDK-11
設営が簡単なワンタッチ式のテントです。設営に自信のない初心者や、スピーディーに設営したい人におすすめ!
前室には履物やザックを置くことができます。ファミリーでゆったり寝るには、大人2人+子ども1人くらいが丁度よさそう。
「設営の簡単さ」と「安さ」を求めるキャンパーはぜひチェックしてください!
BUNDOK(バンドック)ってどんなブランド?どうして人気なのか解説!
ここからは、バンドックの基礎知識・テントを選ぶときの注意点・バンドックのおすすめキャンプギアをお伝えしていきます。
まずは、バンドックについて解説します!企業情報やブランドイメージが気になる人はチェックしてみてください。
バンドックは「安さ」と「品質」に定評のある日本のブランド
バンドックは、新潟県三条市生まれの国産ブランド。フィットネス用品、スポーツ用品などを取り扱う株式会社カワセという企業が手掛けています。
手軽かつ快適なアウトドアライフを目指したバンドック製品の特長は、
- 組み立てが簡単
- 収納性に優れている
- 軽量
- リーズナブルな価格設定
ユーザー目線での商品開発が多くのキャンパーの心を掴み、キャンプ初心者からベテランにまで愛されるブランドに成長しています!
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キャンプ芸人のヒロシさんが『ソロドーム1』を愛用していたことで、より注目度が高まりました。バンドックは、コスパに優れたカッコいいブランドというイメージですね!
バンドックのテントを選ぶときにチェックするポイント
バンドックのテントは、ソロ用が多数。購入後に後悔しないためには、「キャンプスタイルや使う季節を考慮して適したものを選ぶこと」がカギです。
特に迷いがちな、ソロティピーとソロベースを選ぶ際にチェックするポイントをお伝えします!
ポイント① 冬キャンプをするなら「TC素材」や「スカート」をチェック
気候の良い時期の使用であれば、テントの素材はそれほどこだわらなくてもOKですが、過酷な冬キャンプでは暖かく過ごせるテントを選びたいですよね。
ポリエステルとコットンの良いとこ取りをした「TC素材」は年間を通して過ごしやすい素材です。断熱性に優れ、結露にも強い性質は、特に冬キャンプにピッタリ!
さらに、裾部分に「スカート」が付いていれば冷気をシャットアウトするので、テント内の暖かさを保てますよ。
冬キャンプを考えているなら、、、
- ポリエステル素材の『ソロティピー1|BDK-75B 』よりも、TC素材の『ソロティピー1TC|BDK-75TC』
- TC素材の『ソロベース|BDK-79TC』よりも、さらにスカートも付いた『ソロベースEX|BDK-79EX』
ポイント② 雨風を凌げる「サイドウォール」や「フラップ」をチェック
「雨キャンプも楽しみたい」「開放的なスタイルよりも、プライベート感のあるスタイルが好き」という人は、「フラップ」や「サイドウォール」付きを選びましょう!
雨風を凌いで、プライベート空間を作りたければ、、、
- 『ソロティピー1|BDK-75B』よりも、フラップが付いた『ソロティピー1TC|BDK-75TC』
- 『ソロベース|BDK-79TC』よりも、サイドウォールが付いた『ソロベースEX|BDK-79EX』
- ファミリーなら、サイドウォール付きの『2ポールテント|BDK-02EX』
ポイント③テントの背の低さに注意
ソロ用テントは背が低いものが多いですよね。パップ式テントの『ソロベース』『ソロベースEX』も同様で、高さが110㎝しかありません。
この背の低さがカッコいいポイントのひとつではありますが、腰痛持ちの人や背が大きい人は窮屈に感じてしまうかも……。
高さが150㎝の『ソロティピー1』『ソロティピー1TC』であれば、高さの心配なくゆったり過ごせますよ。
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ちなみに、バンドックから出ている『焚き火チェア』は座面が11cmと低いため、『ソロベース』『ソロベースEX』にピッタリ!
この後ご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
テント以外にも注目のギアが多数! バンドックのキャンプギアをチェック
最後に、テント以外のバンドック製品もチェックしましょう!
おすすめキャンプギア① ベースチェア|BD-110
シートが深めで座り心地抜群のローチェアです。足を投げ出したりあぐらをかいたりと、地面に座っているような感覚でリラックスできます。
コットン100%生地を使っているため、火の粉にも強く、焚き火にもおすすめ!
コンパクトに収納でき、携帯しやすいのが嬉しいポイント。
▼キャンプ系YouTuberのFUKUさんが『ベースチェア|BD-110』をレビュー!
おすすめキャンプギア② 焚き火チェア|BD-111
焚き火好きなキャンパーに人気の『焚き火チェア』。コットン100%生地を採用しており、火の粉が付いても燃え広がりにくい仕様です。
座面が11cmしかないため、背の低い『ソロベース』や『ソロベースEX』の下で使うのにピッタリ。木製で高級感漂うひじ掛けも、カッコいいですね!
▼『焚き火チェア|BD-111』をレビュー!
おすすめキャンプギア③ マルチ焚き火テーブル|BD-239
小さな子どもがいるファミリーキャンパーに人気の囲炉裏テーブル。焚き火台から距離を取れるため、火傷の心配がなく安全に見守れます。
バンドックの『マルチ焚き火テーブル』は、軽量かつ価格の安さが魅力!子どもの火傷が心配な人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
▼『マルチ焚き火テーブル|BD-239』をレビュー!
無骨系ソロキャンパーからファミリーまで バンドックで手軽にキャンプを始めよう!
デザイン・機能に優れた、商品ラインナップが魅力のバンドックのテント。ソロ用テントが充実していて迷ってしまいますが、ピッタリなテントは見つかりましたか?
良心的な価格設定のバンドックは、庶民派キャンパーの味方!これからキャンプを始めたい人も、ベテランの人も、気になるテントがあればぜひ使ってみてくださいね。