1月9日まで静岡県掛川市で行われた将棋の王将戦第一局は、藤井聡太王将が羽生善治九段に勝ち初防衛に向けて弾みをつけました。
「王将」のタイトル初防衛に臨む藤井聡太王将と前人未到の100期目のタイトル獲得を目指す羽生善治九段の対局は掛川城の二の丸茶室で行われ、注目の第1局は1月9日午後6時前、91手で先手の藤井王将が勝ちました。
<藤井聡太王将>
「(羽生九段が)予想していない手をさされることも多く、自分にはないものを持っていると感じた」
<羽生善治九段>
「気持ちを切り替えて次の対局に集中していけたら」
対局の後、2人は大盤解説会に集まった将棋ファンにあいさつしました。王将戦は七番勝負で、先に4勝した方がタイトルを獲得します。第二局は、1月21日と22日に大阪府高槻市で行われます。