「成人の日」に都内各地で「二十歳を祝う」式典やイベント

1月9日は「成人の日」です。2022年に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、都内の全62区市町村では対象者を20歳とした式典やイベントが開催され、名称も「成人式」ではなく「二十歳を祝う集い」などと変更されました。

<八王子市では著名人からのビデオレターも>

八王子市の「二十歳を祝う会」には、2022年度に20歳となる3557人が参加しました。新型コロナ対策として式典は3回に分けて実施され、市長や著名人からの祝辞もビデオレターの形式で行われました。参加者からは「開催されるか不安だったが、参加できてよかった」という声が上がりました。

<足立区ではシティオーケストラの演奏が二十歳を祝福>

足立区の「二十歳の集い」では、午前と午後の部それぞれ1700人を超える出席者が集まり、地元の足立シティオーケストラが門出を祝福しました。また、10年後の自分に宛てた手紙を書けるコーナーが新たに設けられました。区制90周年を迎えた足立区が、10年後の100周年に向けて企画したもので、手紙は区が管理して10年後に本人へ郵送されるということです。

<稲城市では恒例のバンジージャンプ>

よみうりランド(稲城市)では、恒例の「二十歳バンジー」が開催されました。2022年度に20歳を迎えた人は、1月7日から9日までの期間限定で、入園料とバンジージャンプ1回が無料になります。今回で21回目を迎える「二十歳バンジー」には「勇気を持って一歩を踏み出せる大人になってほしい」という思いが込められているということです。

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