大橋トリオが⽣み出す独⾃の世界観に迫る! 伊澤一葉、斎藤工、石田ゆり子が証⾔

BSフジでは1月14日に「The magic of 大橋トリオ」(深夜1:00)を放送する。マルチな才能を⽣かし、アーティストだけでなくプロデューサーとしても活躍している大橋トリオ。番組では、デビュー15周年を迎えた大橋が⽣み出す、⾳楽世界の秘密を解き明かす。

関係者として、⼤橋の⼈物像や⾳楽への向き合い⽅について証⾔するのは、作曲家・鍵盤奏者の伊澤一葉、俳優・映画監督の斎藤工、歌⼿のlily(石田ゆり子)。「マルチプレーヤー」「プロデューサー」「映像化される世界」など、いくつかのキーワードからひもといていく。

まず、⼤橋本⼈から聞いた⾳楽に関するルーツや、リズム感のよさなどについて、ツアーや作品で数多く共演してきた伊澤
が独⾃⽬線で解説。多くの楽器を細かく知っていることで⽣まれる、⼤橋の柔軟な発想や感覚的素養、完成に⼀切妥協しない頑固な⼀⾯など、「サウンドに対する捉え⽅が秀逸」と称賛する伊澤が知るエピソードも明かされる。

また、「広がっていく世界を、曲からもらった」と明かす斎藤は、2014年に⼤橋の楽曲「HONEY」をモチーフにしたショートフィルムを制作し、その後も⼤橋のミュージックビデオを監督するなど親交を深め、⼤橋の曲をとても「映像的」だと表現。ファンタジックかつリアリティーのある、絶妙な「距離感」を感じさせる⼤橋の世界観を、斎藤が詳細に語る。

そして、⼤橋の⼤ファンだったlilyが、プロデューサーとしてシビアな要求も多かったという中で「魔法を4回かけてもらった」と話す、2年にわたるアルバム制作の中で信頼を育んでいった話のほか、⼤橋の演奏に乗せて歌も披露する。

大橋は番組の放送にあたり、「⾃分はあまり⽇が当たらない側の⼈間だと思っていたので、すごい⾯々から客観的なご意⾒を聞くというのが、恐れ多いというか、恥ずかしくも思いました」と恐縮しつつ、世界観を創るための“秘密”については、「答えになっているか分からないですが、例えば曲のオーダーをもらったとして、オーダーのハードルの先を提案してみようという気持ちで作ります。それが結果として全然違うものを提案することもありますが、想像の斜め上をどう越えるか楽しんでいます」と明かしている。

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