人生の先輩におごってもらうのが、気が引けます。

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

40代個人事業主(♀)です。
人生をゆるがすようなお悩みでなくて恐縮なのですが、私は仕事柄、取引先の社長さんなどに会食をごちそうしていただくことが多い身です。

年末年始も、コロナ制限にシビレを切らした御仁たちからのお誘いが多数で大変ありがたく思っております。
ただ…御礼の仕方に毎回悩みます。
ごちそうになった金額の何割くらいのものをお返しすればいいのか?当日お手土産などをお渡しするといかにも「おごってもらいます!」という気が満々に受け取られないかななど…。

ビジネスマナーなどの本にも色々と書かれていますが、どうするのが正解なのかわかりません。
ハウツーではなく、基本の考え方として、修治さんならどうしたら嬉しいかを(エロなしで)教えてください。

<<<<<<<<ワタシの回答

見返りなど求めていませんよ!!

知ってます!?
実は、ワタシは、社長さんです。
もう30年近く、その御仁をやっています。

さらに、ご存じですか!?
ワタシの趣味は、
妙齢の後輩女性に高級鮨を奢ることです。

だからですね、
そういう年季の入った社長さんたちの奢る気持ちはよくわかるのです。

ハッキリ言いますね。
御礼など要りませんよ。
変に御礼されると誘い難くもなるというものです。
美味い美味いと食べていただく顔をみるだけで満足なのです。

いわゆる“恩送り”ですよ。
見返りなど求めていないのが基本です。
こうやってお金は巡るし、幸せは循環するのです。

逆説的に言うとですね!?見返りを期待している取引先の社長さんなど器が狭い。そんな企業との取引きは、早めに止めた方が得策です。

心からの「美味しい」と「ありがとう」があれば、それでヨシです。付け加えるとしたなら、その取引先の仕事は、できるだけ一所懸命にやってあげてください。そして、貴方が、その位の年齢と地位を得たなら、後輩に見返りなど期待せず奢ってあげてください。30年間社長業もやってきたワタシの経験上、人生をゆるがすような転機や良き出来事は、見返りもなしに“奢り奢られている仲”から生まれています。

あっ!?ワタシだけかもしれませんが、、、
奢っている時に、もうひとつだけの望んでいることがあります。

いいから、無条件で褒めてくれ!!
それだけは、たのんどきます!!

美味しい!!
凄い!!
ありがとう!!
それだけでいいです。

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