世界兵力順位で韓国は8位、日本は19位 日韓合わせても北朝鮮に大きく届かず

日本は韓国軍より兵力が少なく、韓国軍は北朝鮮軍より兵力が少ない。そんな調査結果が出ている。

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自由アジア放送(RFA)は10日、世界地図と地域統計を提供する「ワールドアトラス」が7日に発表した各国の兵力規模調査結果を引用し、北朝鮮の兵力規模が120万人で、中国(200万人)、インド(145万人)、米国(139万人)に次いで4位に入ったと報じた。

ワールドアトラスは「北朝鮮は人口の30%程度が軍に所属しており、世界で4番目に多くの軍隊を保有している」とし、「米国など西側に対して攻撃的な計画を頻繁に発表しており、ミサイル試験を通じて周辺国の緊張を高めている」と伝えた。

ワールドアトラスの当該記事によると、韓国は55万5000人の兵力を有し世界8位を記録した。日本は24万人で19位だった。徴兵制を敷く韓国は志願制の日本に比べ2倍超の兵力を有している。一方で、韓国と日本の兵力を合わせても約80万であり、単純計算で北朝鮮軍の3分の2レベルに留まる。

ただし、軍事専門家らは兵力と実際の戦闘力は別個の問題だと指摘している。米民主主義守護財団(FDD)のデビッド・マクスウェル選任研究院はRFAに対し、「韓国軍の戦闘力が北朝鮮より優秀で米軍と連合した韓米同盟軍の戦闘力も北朝鮮戦闘力に比べて優れている」と述べている。

米ランド研究所のブルース・ベネット先任研究員は、北朝鮮の核兵器の使用可否によって戦闘力が変わることがあると指摘した。ベネット研究員は北朝鮮の戦闘力を世界20~30位水準であると評価し、「ミサイルなど北朝鮮の在来式武器で韓国にある程度被害は及ぶことがあるが、核兵器を使用しなければ韓国に勝つのは難しいと思う」と述べている。

RFAは1996年に米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局である。

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