商工会の合併加速 大潟、頸城、吉川、名立 2025年視野に協議入り

 大潟、頸城、吉川、名立の4商工会が、2025年の合併を視野に話し合いに入ったことが分かった。背景には後継者不足や市場縮小による会の小規模化がある。流れはさらに加速しそうだ。
 名立商工会の原田秀樹会長は10日、3商工会との話し合いに入ったと明らかにした上で「(地域経済は)厳しい状況ではあるが、少しずつでも前に進まなければならない」と述べた。
 上越市内の商工会は会員数の減少により規模の維持が難しくなっている。昨年清里と牧が合併。今年4月には浦川原、安塚、大島が合併を予定している。

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