岡山駅、路面電車乗り入れ工事が本格化/岡山市が2025年度の事業完了目指す【岡山市】

岡山市が進めるJR岡山駅前への路面電車乗り入れ事業の工事が1月10日、本格的に始まりました。公共交通の利便性アップや中心市街地の回遊性向上のため、約66億円をかけて進めるもので、2025年度中の完成を目指しています。
工事は、路面電車を西へおよそ100メートル延ばし、岡山駅東口広場に停車場を整備します。
この日は、現在、広場南側にあるタクシー乗り場と、北側の一般車駐車場や送迎エリアを入れ替えるため、駐車場を閉鎖するフェンスを設置する作業が行われました。
これにより駐車場は約2年間、使えなくなります。送迎エリアも段階的に縮小され、工事期間中、3カ月程度は使用できません。
この事業により、一般車の駐車場と送迎エリア、既存の地下駐車場の入り口が一本化され、タクシーは市役所筋に直接、出られるようになります。
タクシー乗り場は2024年1月、一般車の駐車場と送迎エリアは2025年の初めに完成予定で、路面電車の乗り入れ事業の完了は2025年度中と見込まれています。

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