2027年横浜花博、1500万人参加へ 基本計画を策定

花博会場のイメージ図。見どころをちりばめ、来場者の回遊性を高めるという(国際園芸博覧会協会提供)

 2027年3~9月に上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)で開催される国際園芸博覧会(花博)について、国際園芸博覧会協会は10日、基本計画を公表した。「幸せを創る明日の風景」をテーマに掲げ、オンラインを含む参加者数を1500万人とした。

 基本計画は、国際的な園芸や造園の振興と、環境問題をはじめとした社会課題の解決に貢献するという花博の趣旨に照らし、大きく四つの方向性を提示。第5世代(5G)移動通信システムの活用やグリーンインフラの実装、地方創生の推進などをうたった。

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