鳥フル 川南は「疑似患畜」 10万羽の殺処分開始

 簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた宮崎県川南町の採卵鶏農場の鶏について、県は10日、PCR検査で高病原性の可能性が高い「H5亜型」ウイルスの遺伝子が検出されたと発表した。国は高病原性の疑似患畜と判定。県は同日午前7時から、発生農場で約10万羽の殺処分を開始し、農場の半径10キロ圏内で鶏や卵などの移動・搬出制限区域を設定した。

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