大相撲初場所3日目は10日、東京・両国国技館で行われ、元大関で西十両12枚目の朝乃山(28)=富山市出身、高砂部屋=は、十両優勝経験者で西十両14枚目の白鷹山(はくようざん)(27)=山形県出身、高田川部屋=を寄り切りで下し、初日から3連勝とした。
朝乃山は得意とする右四つの形に持ち込み、危なげなく寄り切った。
取組後に「前に出て相撲が取れている」とうなずいた。4日目は東十両14枚目の対馬洋(つしまなだ)(29)=長崎県出身、境川部屋=と対戦する。初顔で、朝乃山と同じく右四つが得意。
■千代獅子・霧乃華2連勝 三段目の飛騨野(富山市出身、荒汐部屋)が突き落としで勝ち1勝1敗、序二段の千代獅子(富山市出身、九重部屋)は旭水野(朝日町出身、大島部屋)との同郷対決を制し2連勝。旭水野は1勝1敗。霧乃華(高岡市出身、陸奥部屋)も2連勝。三段目の常川(南砺市出身、荒汐部屋)は敗れ1勝1敗。