国交省、JR東日本申請のオフピーク定期券による旅客運賃上限変更認可

国土交通省は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)より申請のあった旅客運賃の上限変更について、期限に関する条件を付した上で認可することが適当である旨の答申を出した。2022年12月27日付のプレスリリースで明かしている。

JR東日本は2022年9月16日、鉄道利用を朝のピーク時間帯前後にシフトしてもらう代わりに、今よりも割安となる「オフピーク定期券」のサービスを発表した。今回の認可は、同サービスに対して、2026年3月31日までを期限として行っている。

JR東日本、「オフピーク定期券」開始へ 利用平準化と混雑緩和を目指す

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、首都圏において同社の鉄道利用を朝のピーク時間帯前後にシフトしてもらう代わりに、今よりも割安となる「オフピーク定期券」のサービスを2023年3月から開始する。9月16日付のプレスリリースで明かした。同サービスは、コロナ禍により社会で高まっている三密...

具体的な変更内容としては、東京の電車特定区間内の通勤定期旅客運賃を、オフピーク定期券では現行より約10%値下げする。一方、通常の通勤定期券は、現行より約1.4%値上げする予定だ。2023年3月から実施するという。なお、同省は、期限後における今回の認可にかかる旅客運賃については、改めて期限までに、国土交通大臣の認可を受けること等の条件を付して認可している。

(出典:国土交通省 Webサイトより)

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