「仕事でどうしても必要で」…他人名義で免許証取得、容疑の62歳男を再逮捕 名義は知人、顔写真は男本人

大宮東署=埼玉県さいたま市見沼区風渡野

 埼玉県警大宮東署は10日、私文書偽造、同行使、免状等不実記載、道交法違反(免許証不正取得)の疑いで、さいたま市見沼区大和田町2丁目、造園業の男(62)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年5月24日、鴻巣市の県警運転免許センターで知人男性名義の運転免許申請書を偽造して申請。県公安委員会から顔写真は男自身で名義人が異なる免許証の交付を不正に受けた疑い。

 同署によると、昨年7月に情報提供があり、同署が捜査を開始。男は自身名義の原付免許を取得していたが、違反を犯して昨年10月に取り消し処分を受けていたことが判明し、11月24日に原付バイクで見沼区内を無免許運転していた男を同署員が職務質問して道交法違反(無免許運転)の疑いで現行犯逮捕していた。

 男は「仕事でどうしても原付免許が必要で、他人に成り済まして取得したのは間違いない」と容疑を認めているという。

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