
【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)は10日、交流サイト(SNS)のフェイスブックと写真共有アプリのインスタグラムで、性別によって区別する広告を10代の利用者に配信するのを停止すると発表した。
SNSでの利用者の興味や関心に狙いを絞った「ターゲティング広告」が、過度なダイエットにつながるなど若者の心身に悪影響を与えていると批判が高まっていた。
広告主は2月以降、10代の利用者には位置情報と年齢のみを基準に広告を配信する仕組みとなる。利用者がフェイスブックとインスタグラムで表示される広告の種類を細かく管理できる機能も3月以降に提供する。