小池都知事、卵子凍結の支援拡大に意欲「新年度予算に盛り込む」

少子化対策を進める東京都の小池知事がTOKYO MXの単独インタビューに応じ、卵子凍結への支援拡大について「2023年度予算に盛り込むよう進める」と意欲を示しました。

TOKYO MXの単独インタビューに答えた小池知事は少子化対策が目下の課題だとした上で「いま仕事で集中しているが、子どもが欲しいという人々にチャンスを残しておく。社会的適応という意味で企業が福利厚生として進めているケースもあり、関心が高まっている」と述べ、卵子凍結への補助が女性の活躍にもつながると期待を寄せました。

東京都は現在、がん治療などに伴う卵子凍結には費用を支援していますが、小池知事は2022年12月の都議会で健康な女性の卵子凍結への補助を検討する方針を明らかにしました。そして今回のインタビューの中で小池知事は「不妊治療の知識が浸透するよう啓発を進める」「対応をどのようにしていくかしっかりと検討を進め、2023年度予算に取り込むスピードで進めていきたい」と話し、卵子凍結の支援拡大に向けた取り組みを早ければ新年度の予算に盛り込むと言及しました。

東京都の2023年度予算に支援策が盛り込まれるのか注目されます。

© TOKYO MX