
日本自動車輸入組合が11日発表した2022年の外国メーカーの電気自動車(EV)の新車輸入販売台数は、前年比66.6%増の1万4341台となり、初めて1万台を超えた。脱炭素に向けて高まるEV需要を背景に、各メーカーが新モデルを投入してラインアップを拡充したことで、販売台数が大幅に伸びた。
一方、同時に発表した22年のガソリン車を含めた全体の新車販売台数は、6.7%減の24万2226台だった。世界的な半導体不足の影響で伸び悩んだ。全体に占めるEV比率は5.9%で過去最高となり、EV販売の好調さがうかがえた。