【サンパウロ共同】ブラジルの連邦議会や大統領府などの襲撃事件に絡み、最高裁判事は10日、暴徒を制止できなかった治安上の落ち度があったとして、ボルソナロ前政権時の法相で、事件当時首都ブラジリアの公安当局トップだったアンデルソン・トレス氏の逮捕命令を出した。
トレス氏は7日に休暇で米フロリダ州に渡った。事件は8日に発生。当局は10日、ブラジリアのトレス氏宅の家宅捜索を行った。事件当時、ボルソナロ氏支持者ら4千人が徒歩で襲撃現場に向かう中、警察が制止せずに見過ごす姿が確認されているほか、事前に情報があったのに十分な警備態勢が取られていなかったとされる。