「ラビット・ホール」 演出 藤田俊太郎 出演 宮澤エマ, 成河, 土井ケイト, 阿部顕嵐, 山﨑光, シルビア・グラブ_ 4月 PARCO劇場

2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲「ラビット・ホール」(Rabbit Hole)は、傷ついた心が再生に至る道筋を、家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた作品。2010年には、ニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数多くの映画賞に輝きました。この物語を、注目を集める藤田俊太郎の演出と、最高の俳優たちの競演で、この4月にPARCO劇場ほか、秋田、福岡、大阪で。

演出の藤田俊太郎は、「ジャージー・ボーイズ」、「天保十二年のシェイクスピア」、「NINE」などで、数々の演出家賞、作品賞に輝き、2017年からPARCO劇場のレパートリーである朗読劇「ラヴ・レターズ」の演出を手掛けるともに。パルコプロデュース作品「ダニーと紺碧の海」を紀伊國屋ホールで演出。

出演陣では、主役ベッカには今回が舞台初主演となる宮澤エマ。舞台に留まらず大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をはじめ、その確かな演技力で近年映像でも活躍。夫ハウイーを本年度の「紀伊國屋演劇賞個人賞」の成河。妹イジーは蜷川幸雄の「ネクスト・シアター」出身の土井ケイト。事故を起こした高校生ジェイソンは「7ORDER」のボーカルで舞台などでも活躍の阿部顕嵐と、オーディションで抜擢された山﨑光がWキャストで。ベッカとイジーの母ナットを、数多くの演出家から厚い信頼を集めるシルビア・グラブ。

ストーリー
4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は、飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは……
悲しみの底から、人はどうやって希望の光を手繰り寄せるのか。人間の希望の本質とは何か。「ラビット・ホール」は、わたしたちの身の回りのありふれた風景や会話から、確かな希望の光を鮮やかに紡ぎ出します。

概要
ラビット・ホール
作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー
翻訳:小田島創志
演出:藤田俊太郎
出演:宮澤エマ 成河 土井ケイト 阿部顕嵐/山﨑光(Wキャスト) シルビア・グラブ
日程会場: 2023 年 4 月 9 日(日)〜4 月 25 日(火) PARCO劇場
入場料金:11,000円(全席指定・税込)、U-25チケット=6,000円
一般発売日:2023年2月11日(土)
問合:03-3477-5858 https://stage.parco.jp/

公式サイト:https://stage.parco.jp/program/rabbithole

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