台湾便にも爆破予告電話 成田空港で2日、関連捜査

 台湾のスターラックス航空日本支社は11日、同社の台北発成田行きの便に対し、2日に爆破予告の電話があったと発表した。到着後の機体検査で不審物は見つからなかったが、その後の便に遅延が発生。成田空港では7日にもジェットスター・ジャパンの便に爆破予告電話があり、千葉県警は威力業務妨害の疑いがあるとみて関連を調べる。

 スターラックス社によると、電話は成田国際空港会社(NAA)にあり、2日の同社800便の爆破を予告し、金銭を要求する内容だった。到着後に千葉県警が機体を確認。問題がなかったことから、801便として約1時間半遅れで台北に向けて出発した。

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