中国南西部の万州には世界と共有する風光明媚な三峡の景観以上のものがある

緑の水と山に面した古代の西山鐘楼が万州の新たな発展を見守る

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【重慶2023年1月10日新華社=共同通信JBN】2023年1月、第13回China Three Gorges International Tourism Festival on the Yangtze River(中国長江三峡国際観光フェスティバル)が中国南西部の重慶市万州区で開催された。Concert of World Great Rivers(世界大河コンサート)が長江沿岸で開催され、三峡フードカルチャーフェスティバルや万州焼き魚フェスティバルなどの多彩な支援活動も開かれ、三峡観光の全体的なブランドイメージを大いに高めた。

万州区は長江の三峡の「リビングルーム」である。長江文明の偉大な通路の重要な座標として、深遠な歴史的、文化的遺産を擁している。万州区宣伝部(The Publicity Department of Wanzhou District)によると、あらゆる時代の文人が歌った詩の目的地であり、現代の三峡観光の新たな出発点でもある。

長江が市内を流れ、三峡の貯水池が万州の水を伝統的な中国絵画や神秘的なおとぎの国のように見せている。澄み切った湖と緑の山に囲まれた175メートルの長江の水位線は峡谷から現れる広大で平らな湖の印象的な景色を万州にもたらし、ここを山と川の景観を持つ中国で最も美しい都市の1つにしている。

深遠な文化と歴史は万州のほとんど至る所で見ることができる。当地では数千年の間に巴渝(ばゆ)文化、三峡文化、外来文化が融合して発展し、無数の景勝地を残している。地元の鳴子を使ったクラッパートーク、竹を使ったバンブーオペラ、太鼓を使ったオペラなどの民俗芸能は、この由緒ある都市の文化遺産と現代風の魅力を伝えている。

万州は25キロの川沿いの景観を基に、この都市を国家5A景勝地に変え、これにより市民は景勝地で生活することができるようになった。この都市の都市景観デザインは、変化する時代の傑作であり、万州の人たちの決意と誠実さでもある。

西山鐘楼から万州の長江区間のツアーを始めるのは、賢明な選択である。このランドマークの建物は、上海税関や武漢の漢口税関の建物と同じように有名で、万州の開港と貿易の歴史を目の当たりにしてきた。今でも旋律豊かな鐘の音は、一瞬一瞬、新しい時代の鼓動と調和している。

Gaosuntangの中心ビジネス区から登れば、Literati Mountain Taibaiの壁に古代王朝の著名な学者や教養ある僧侶による数多くの旅の碑文を見ることができる。この山は、観光客が頻繁に訪れる場所である。山の頂上に登ることで、自分の野心を発揮する方法だけでなく、万州のパノラマのような景色ももたらされる。

自由な時間には川岸に沿ってサイクリングをし、自然の景色を眺めたり、パドリングを楽しんだりすることもできる。夜になると、川辺にボートを浮かべ、四川オペラの込み入った内容に耳を傾け、中国の民俗芸能で有名なこの都市の独特な魅力を感じることができる。また、きらめく明るさが人々に長居をさせてしまうのに十分な天生市街(Tiansheng City)の文化旅行街区の新しい外観を楽しむこともできる。

万州の通りにはまだたくさんの驚きが隠されている。焼き魚、蒸し肉、汁そばといった3大珍味の選択はいつでも満足感を与えてくれるが、若い食事客の間で最も人気のある食べ物はストリートフードである。にぎやかな通りの奥に隠れているこうしたつつましい屋台は何十年もの間、そこにあり、そのおいしさの証しとして食事をする人が長い列を作っている。腰を落ち着けるレストランを見つけ、この都市独特の地元の味を作り出す多くの食べ物を求める客の絶え間ない声の中で、食事、ワイン、夜食を楽しもう。

今日の万州は全世界を開放的に受け入れている。鄭州-重慶高速鉄道の運行や長江ゴールデンクルーズ船、万州空港の多くの航空便は、中国が海外に宣伝した最初の有名観光ルートである、万州経由で三峡を巡るゴールデンルートに新たな活力を与えている。ますます多くの国内外からの観光客が万州を訪れ、三峡の素晴らしい景色を楽しんでいる。

ソース:The Publicity Department of Wanzhou District

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