完熟バナナのエスプレッソバナナシェイクが人気!香椎川沿いにある小さなコーヒーショップ「珈琲小林」【福岡市東区香椎駅前】

福岡市東区の中心地であり、福岡市の副都心にも位置付けられる街・香椎。香椎宮など古い歴史を持つ一方で、香椎駅や隣接する千早駅界隈はここ数年の間に一気に再開発が進み、新しい街として日々変貌を遂げています。 今回は、そんな香椎・千早エリアに点在する個性派カフェやコーヒーショップをご紹介いたします。

香椎川のほとりに佇むリバーサイドコーヒーショップ

こちらが店舗の外観。ビルの一角がコーヒーショップになっています。
黒一色のクールな外観。お店の前にはベンチがあり、気持ちが良い季節には、道向かいの香椎川の歩道に咲く木々を眺めながらコーヒータイムが楽しめます。

ダークなブラウンが基調の、シンプルかつ無骨な雰囲気の店内。
入店したら、すぐオーダーカウンターがあるので、まずはこちらでメニューを見てオーダーします。

コンクリート打ちっぱなしのフロアにアンティーク風のライトが映える一角。
店内にはわずかながら小さなテーブルやベンチも完備されているので、寒い時期はイートイン利用が良さそう。

この場所で10年以上に渡りコーヒーを提供し続けている店主の小林謙吾さん

束ねたロングヘアとおヒゲがトレードマークの店主・小林謙吾さん。
かつてこの場所にあった「ミマツ・スペシャルティー・コーヒーロースター」のスタッフとして働き出したのが2012年。
「ミマツ・スペシャルティー・コーヒーロースター」は惜しまれつつも閉店してしまいましたが、その後、ビルの家主さんから「謙吾くんがここでお店をやってみない?」とのお声がけをいただき、お店を譲り受ける形で2020年5月に「珈琲小林」を開業されました。
「ミマツ」時代から数えて10年以上に渡り、この場所でコーヒーを提供されています。
自慢のコーヒーは、有名な「コーヒーカウンティ」の豆を使用しているそうです。

完熟バナナにエスプレッソが効いた「エスプレッソバナナシェイク」をオーダーしてみた

メニューはドリップコーヒー、エスプレッソ、シェイク、ハニーレモンソーダの7種類のみ。
何をオーダーしようかと迷っていると、「うちはコーヒー屋なんですが、一番人気は実はエスプレッソバナナシェイクなんです!」と小林さん。
何でもその美味しさがSNSで話題となり、お客さんの7割がこのエスプレッソバナナシェイクを選ぶんだとか。
そこまで言われたらオーダーしてみる以外ありません!!

エスプレッソバナナシェイクで使用するバナナは、仕入れてから完熟するまで店内で保管。
完熟して甘みが最高潮に達したら、仕込みを行ったのちに冷凍庫に入れ、ガチガチに凍らせます。
店内の一角には完熟を待つバナナがズラリ!

エスプレッソバナナシェイクのあまりの人気にあやかって、ハンドメイド作家さんによる特製のバナナキーホルダーも販売されています。
販売開始するとすぐ売り切れてしまうという人気商品なので、見かけたら即ゲットがおすすめです。
※写真はエイジングサンプルです

こちらが噂の「エスプレッソバナナシェイク」750円。
その特徴は普通のシェイクとは違って氷を一切使用していない点。
バナナシェイクに抽出されたエスプレッソをミックスして作るので、完熟バナナ本来の甘さとエスプレッソの味が存分に堪能できるのです。

さっそく実食。氷を使っていないだけあって粘度が高いので、よーくかき混ぜてからいただきます。
濃厚なバナナの甘さと、コーヒーカウンティのエスプレッソのほろ苦さが絶妙にマッチ。しっかりコーヒー感も味わえます。
SNSでバズるのも納得の味でした!

ちなみに、隣接する香椎川はお花見スポットとしても人気。春になると川沿いに美しい桜の花が咲き誇ります。
コーヒー片手にプチお花見も楽しめますよ。

また、珈琲小林では様々なジャンルのPOP UPショップを随時開催しています。最新情報はインスタグラムをチェックしてみてくださいね。

かつての「ミマツ・スペシャルティー・コーヒー・ロースター」時代から数えて12年以上、「香椎川沿いのコーヒースタンド」として地域に愛されている場所。
そしてその大半を共に過ごしてきた小林さんが営む「珈琲小林」。
店名は変われど、あたたかい小林さんの人柄と美味しいコーヒーは、これからもずっとこの場所にあり続けることでしょう。

珈琲小林

住所:福岡市東区香椎駅前2-2-6
営業時間:12:00〜21:00
電話番号:なし
定休日:火曜日・不定休
Instagram:https://www.instagram.com/coffeekobayashi/

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