新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は11日、多摩区の90代女性の死亡と、市内外に住む10歳未満~90歳以上の男女1380人の感染が新たに確認されたと発表した。
市によると、死亡した90代女性は市内の病院に入院し、3日に感染が判明。8日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンを4回接種していたという。
感染者の年代別の内訳は、20代が215人、30代が212人、40代が195人、50代が187人、10歳未満が129人、10代と60代が各105人、70代が100人、80代が90人、90歳以上が42人。
宮前、多摩、麻生区の高齢者施設計4カ所で関係者9~13人の感染が判明し、市はそれぞれクラスター(感染者集団)と認定した。