気温上昇の予想でも… スキー場にぎわう 昨年末に恵みの雪 来場者も増加 電気代も…

去年の年末に降った大雪の影響で広島県内のスキー場はにぎわっているようです。

安芸太田町の恐羅漢スノーパークです。朝早くからスキーやスノーボードを楽しもうと、家族連れでにぎわっていました。

訪れた人たち
― どちらから?
「福岡です。3年ぶりくらい」

― なかなか来れなかった?
「コロナで」

「北九州からですね。きのうから来ているので、滑りまくりです」

11日の積雪の深さは、年末に降った大雪と人工降雪機の稼働でおよそ1メートル。関係者もひと安心です。

恐羅漢スノーパーク 川本泰生 代表
― 今シーズンの動きは?
「昨年に比べると、2割くらい来場者が増えている」

しかし、不安も抱えています。こちらのスキー場では、20台の人工降雪機が稼働していますが、1シーズン、1000万円ほどだった電気代が、今シーズンは2倍近くになると見込んでいます。

川本泰生 代表
「天候に注意しながら少しでも長いシーズンが送れればいいかなと思います」

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