扇風機が壊れた…恋愛相談も…「110番」の適正利用をサンフレレジーナ選手呼びかけ 3割が間違いやいたずら

110番の日の10日、サンフレッチェ広島レジーナの選手が広島市内の商業施設で買い物客に110番の正しい利用を呼びかけました。

呼びかけをしたのはサンフレッチェ広島レジーナの 谷口木乃実 選手と 斎原みず稀選手です。

広島県内の去年1年間の110番通報件数はおよそ23万3千件で、そのうち3割は間違い電話やいたずらなど緊急性のないもの。なかには、「扇風機が壊れた」といったものや恋愛相談をしてきたケースもあったということです。

2人は警察官とともに事件や事故など急を要する場合のみ110番通報するよう呼びかけました。

谷口木乃実選手
「いたずら電話があるというのは初めて知ったし、(110番通報が)本当に必要な人にとっては(いたずらなどがあるのは)ダメなことだと思うのでとても勉強になった」

安佐南警察署 沖本禎之署長
「緊急性のないものが結構多くて、本当に急いでいる事案に対してそれに対応していたら遅れてしまうので、そういうことを1件でも少なくできたら」

県警は緊急性のない相談については警察相談電話 #9110 を利用するよう求めています。

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