山梨県知事選挙に立候補 倉嶋清次(くらしま・せいじ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う山梨県知事選挙が1月5日告示、1月22日投開票の日程で実施されています。今回の山梨県知事選挙には届け出順に自民党と公明党が推薦する現職の長崎幸太郎氏(54)、共産党・れいわ新選組・社民党が支持する新人の倉嶋清次氏(74)、新人の志村直毅氏(53)の無所属3名が立候補しました。本記事では無所属新人の志村直毅氏についてご紹介します。

山梨県知事選挙に立候補 長崎幸太郎(ながさき・こうたろう)氏の経歴・政策まとめ
山梨県知事選挙に立候補 志村直毅(しむら・なおき)氏の経歴・政策まとめ

北海道旧 神居村生まれ、北海道大学卒業。農林水産省を経て、笛吹市長を1期務める

倉嶋氏は1948年北海道旧 神居村(現 旭川市神居町)生まれ、北海道大学農学部農業経済学科卒業。

旧 農林省(現 農林水産省)に入省し、食糧庁、食品流通局、農林水産技術会議事務局、国土庁、構造改善局、国民金融公庫、統計情報部、東海農政局、大臣官房、関東農政局、九州農政局にて務めました。九州農政局農政部長等を歴任し、2000年に農林水産省を退職。

同年に山梨県に移住し、2001年から一宮町に定住しています。

2012年の笛吹市長選挙に初当選、2016年に2期目に挑戦しましたが落選。2019年に市民連合やまなし共同代表に就任しました。

倉嶋氏が掲げる政策とは

倉嶋氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。

政治姿勢
・二元代表制を尊重
・対話と議論を大切にする議会
・行政のガラス張り
・情報公開の徹底
・公平かつ公正な行政運営

財政構造
・全歳出の約21%で全国2位の土木費の是正
・全歳出の約14%全国下から2位の民生費の是正(土木費の全国平均約 13% 、⺠生費の全国平均約20% )

子育ち・子育て
・医療費や保育料の無償化
・子どもに関わる職場の労働環境改善
・困っている家庭の養育費支援
・メニュー満載の総合支援事業を創設

医療・介護の充実
・国の進める病床削減に反対。
・かかりつけ医、在宅診療などきめ細かい医療体制を整備
・重度心身障がい者の医療費無償化
・介護保険制度改悪に反対。介護保険・国保の負担を軽減
・PCR検査の強化でコロナ対策を充実。安全安心なくらしを約束

教育環境
・25人学級を小学校全学年に拡大
・教職員の労働環境改善
・市町村の学校給食の無償化を支援
・給食の地産地消オーガニック化を推奨
・教育の機会均等のための就学援助拡大
・主権者教育の実施

くらしを守る
・物価高に応じた生活支援
・事業者の経営再建支援
・非正規雇用の正規雇用に転換
・消費税の廃止に向けた段階的減税

ジェンダー平等
・政策決定の場でのクオータ制(割り当て制)を実施
・副知事に女性を指名
・県庁の管理職に占める女性の割合を3割以上に
・LGBTパートナーシップ制度の導入

農地・農業
・農地の保全
・家族経営中心の農業を支援
・自然災害等への備えを強化。
・農業共済掛金の支援
・価格暴落時の補償等価格政策を強化
・鳥獣害被害対策、果実盗難対策の強化推進

○憲法9条の改悪に断固反対します。

○基本的人権を守ります。

○憲法の精神を生かす県政運営を行います。

○国に核兵器禁止条約の批准を求めます。

○統一協会から県民を守ります。

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