<あのころ>税務署がどぶろく押収 密造グループを急襲

1949(昭和24)年1月12日、四斗だるに入ったどぶろくを押収する光景は税務署員と警察官による福岡県下の密造酒一斉取り締まり。監督官庁の大蔵省では、戦後増加する一方の密造グループに対し確固たる処分を行った。どぶろく、カストリ、清酒、焼酎など前年は1万6775件を摘発、罰金1億5千万円を科した。

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