予算の一定割合をアート振興に充てる条例 群馬県が全国初の試み

 アートによる地域活性化を図るとして、群馬県は12日、群馬パーセントフォーアート推進条例の制定を目指すと明らかにした。県予算の一定割合をアート振興に生かすことを条例で定める。こうした条例は全国で初めてといい、県は2023年4月の施行を目指すことにしている。

 山本一太知事が12日の定例会見で明らかにした。条例案は、県予算や民間寄付といった安定的な財源を確保することで、アート教育による人材育成、アーティストが自立できる環境づくりを進め、アートを介した新たな価値の創造、地域経済の活性化を促すことを趣旨としている。山本知事は「(一連の取り組みで)生み出された資金が、次のアート振興につながる好循環を生み出したい」と狙いを説明した。

 県は2月10日までパブリックコメント(意見公募)を行い、県ホームページなどで条例案を閲覧できる。県民からの意見を踏まえた条例案は、2月に開会予定の県議会第1回定例会に提出される。

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