「2階から火が出ている」住宅1棟が全焼 焼け跡から1人の遺体 広島・安芸高田市

11日、広島・安芸高田市で住宅を全焼する火事があり、12日朝、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

火事があったのは、安芸高田市 吉田町相合の住宅です。消防と警察によりますと、11日午後4時すぎ、付近の住民から「住宅の2階から火が出ている」と通報がありました。

消防車2台が消火にあたり、火はおよそ5時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟が全焼しました。

12日朝、現場で実況見分が行われ、焼け跡の2階部分から1人の遺体が見つかったということです。

住宅には3人が暮らしていて、当時、家に1人でいたとみられる80代の男性と連絡がとれていないということです。

警察は、死亡したのは、行方の分からない男性とみて身元の確認を急ぐとともに、火事の原因を調べています。

【13日 追記】その後、亡くなったのは、安芸高田市 吉田町相合の片渕一之さん(80)と確認されました。

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