岡山県は12日、県内で昨年10~12月に4例が相次いで確認された高病原性鳥インフルエンザへの対応で、人的、物的支援に当たった12団体に感謝状を贈った。
県建設業協会、県トラック協会、県警備業協会、KDDI中国総支社と県建設業協会の8支部。県庁であった贈呈式で横田有次副知事が「大切な業務を担ってもらい、早期に防疫措置を完了することができた」と述べ、各団体の代表者に感謝状を手渡した。
県建設業協会の荒木雷太会長が代表して「日常の業務を後回しにして即応した。地域を守るという思いで取り組んだ」とあいさつした。
鳥インフルは倉敷市の養鶏場3カ所と美咲町のアイガモ農場で発生した。防疫対応を巡っては、資機材提供や搬送、警備員の派遣、携帯電話の手配などで各団体が協力した。
県は鶏の殺処分に協力した陸上自衛隊日本原駐屯地(奈義町滝本)にも昨年11月に感謝状を贈っている。