羅湖は老朽化で短期内の再開難しい

特区政府はさらなる出入境再開措置として高速鉄道の運行再開を発表したが、羅湖出入境管理所は安全問題により短期内には再開できないもようだ。1月10日付香港各紙によると、保安局はメディアの問い合わせに応じ、羅湖出入境管理所は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行から約3年間を経ても再開されなかったため、既存の設備は老朽化し安全問題が存在すると指摘。深セン市もまた羅湖出入境管理所ビルの改装準備作業を始めた。このため短期内に羅湖出入境管理所が開放されることはないと言明した。このほか香港と中国本土の検疫免除の出入境が再開された最初の2日間、陸路出入境管理所での1日の出境枠5万人分は大量に余っており、初日は50%も使用されなかった。入境面はさらに意外となり、初日の入境枠5万人分のうち使用されたのはわずか1800人分だった。

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