年末年始に空き巣、容疑の3人逮捕

香港はもうすぐ旧正月を迎えるが、旧暦新暦にかかわらず年の暮れには空き巣などが増える傾向があるので、気を付けたい。香港警察は1月10日、年末年始に空き巣に入った容疑で、35~50歳の男3人を逮捕した。同日の香港メディアによると、容疑者たちは昨年12月29日と今年1月3日の深夜に新界と東九龍の店舗7軒と住宅1カ所に侵入し、金庫などの貴重品や工具などすぐに売れる物を盗んだ。このうち最も被害が大きかったケースは5万5000ドルで、8カ所の被害額は合わせて約20万ドルに相当する。3人のうち34歳の自称修理工が主犯とみられ、無職の2人を誘って犯行におよんだらしい。警察の資料によると、2022年下半期に新界地区全体で発生した空き巣は40件に上るという。警察では犯罪集団はセキュリティの甘い店舗を狙ったと指摘。戸締まりをしっかりして店内に大量の現金を置かないように呼び掛けている。

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